
初めにみ言葉があった。
み言葉は神とともにあった。
み言葉は神であった。
み言葉は初めに神とともにあった。
すべてのものは、み言葉によってできた。
できたもので、み言葉によらずにできたものは、
何一つなかった。
み言葉の内に命があった。
この命は人間の光であった。
光は闇の中で輝いている。
闇は光に打ち勝たなかった。
(新約聖書 ヨハネによる福音書1章1-5節)
日本でも世界でもコロナウイルスの感染が広がっていて、日々ニュースを聞く度に心が痛む毎日です。
もう耳にタコができるくらい聞き続けていることですが、今はとにかく人との距離を取って、接触を減らし、手洗いやマスクをつけるなどの防止策をとって、自分も周りの人たちにも少しでも感染を広げないように、お互いを守る努力が必要ですよね。
それでも今すでに感染して治療中の方、また感染された方を助けようと日々働いている医療従事者や、感染拡大を防ぐために様々な現場で働いている方々が世界中にいます。また、先の見通しが立たずに不安を抱いている方もたくさんいると思います。あまりに多くの痛みや不安があふれていて、何か助けになることをしたいと思っても、具体的に何をしたらいいかわからないという人もいるかもしれません。
このような時だからこそ、一緒に世界のために祈りませんか。
自分一人の力では無力に思えるような時でも、静かに座る時間を取り、世界と世界の人たちの平和と調和のために祈るエネルギーは決して無駄になることはないと思っています。
ダスカロスが「エソテリック・プラクティス」という書籍の中で教えている、共に平和を祈るエクササイズを紹介します。
祈りを行うのは、紹介されている通り夜9時でも、それ以外に自分が日々の中で取りやすい時間帯でもいいと思います。心を穏やかに保って、心の中の祈りを世界に届けてください。
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毎日午後9時に、座ってあなたの思考をきれいにしましょう。そして、心を無条件の愛で満たします。
もしあなたがキリスト教徒なら「主の祈り」を唱え、他の信仰をお持ちなら、自分なりの祈りを唱えてください。
世界中の老若男女、すべての人々の心が平和の気持ちで満たされているところを視覚化しましょう。
数分間静かに座って、それから次の短い祈りを、心の中で、あるいは声に出して唱えます。
「地球に平和がもたらされますように、皆に善意がなされますように。
御心が行われますように、天におけるように地の上にも」
時差のことは気にしないで、一人ひとりが現地時間の午後9時に祈り始めましょう。愛と平和に満ちた、祝福されたエレメンタルをつくってください。
こうした聖なるエレメンタルによって地球上のあらゆる地域をエーテル・バイタリティーで満たし続けることは、貴重な奉仕となります。
「エソテリック・プラクティス P165 共に平和を祈る」より引用
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コロナウイルスが一日も早く収束し、
一人でも多くの命が救われ、
穏やかな日常と心の平和が少しでも早く訪れますように。