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場のエネルギーとスペース・ヒーリング

  ウィ・ラ・モラではスペース・ヒーリングという方法で、お部屋や建物などのエネルギーの浄化を行っています。今回はスペース・ヒーリングがどういった場合に役に立つのか?ということを、過去のケースから具体的な例を挙げてみます。

 

 私たちは普段何気なく、「あそこは何だか感じが悪いね」「重くて暗い感じがする」「ここは気が通っていて、気持ちが良い」といったように、それぞれの場所にある特定の性質をキャッチしています。特に、日本人はそういった感性が優れているように思います。新しく家を建てる際には、神主さんを呼び、地鎮祭を行ったりすることが一般的であるように、私たちには土地や場の気を整えることを自然に受け入れる感覚がありますよね。

 

  実はスペース・ヒーリングで行うことも、そうした感覚の延長線上にあるものです。

日常で、部屋をきれいに保つために、掃除機をかけたり、拭き掃除をしたりするのと同様に、スペース・ヒーリングはある場所に留まっている不要なエネルギーを浄化する、エネルギーの掃除のようなものです。

 

 例えば、過去にスペース・ヒーリングを依頼されたお部屋や建物の状況には、次のようなものがありました。

 

・荷物を捨てることができず、山積みになった段ボールに囲まれた部屋に住んでいて、家人は外に出たがらず、引きこもり気味。

・窓から見えるすぐ近くにお墓があって気になる。部屋の居心地があまり良くなく、子供が落ち着かない。

・夜の眠りが浅く、寝室の状態を改善したい。

・部屋に重いエネルギーがあると、何人もの人に言われる。人が来たがらない。

・夫婦仲があまり良くない。リビングでケンカや言い合いになりやすい。

・親から土地と家屋を譲り受けたが、古く重いエネルギーを感じるので浄化したい。

・部屋(倉庫など)を片付けたいけれど、なかなか片付けられない。

・新しい住まいに移ったが、前の住人の残したエネルギーがあるようで気になる。

・特に困ったところはないが、家の居心地をさらに良くできれば。

 

 上記のようなケースでは、1回もしくは複数回のセッションを継続しながら、場所に蓄積された、気になる特定のエネルギーに焦点を当てて浄化することで、お部屋のエネルギーやそこにお住まいの方の状態に何らかの良い変化や改善が見られました。

 

 というのも、以前潜在意識の記事に書きましたが、人が作り出した想念のエネルギー(エレメンタル)は場所や空間に蓄積してしまうことがあり、それらはエレメンタルを作った本人だけでなく、他の人たちにも影響を与えることができるのです。「同じ場所で何度も似たような事故が起こる」、「ある家に住むと同じようなネガティブな出来事が繰り返してしまう」といった話を聞くことがありますが、その多くは上記のようなエレメンタルの作用によるものです。

 

 こうしたケースでは、場や空間に蓄積されたエレメンタルを浄化するために、高次の存在たちの助けによって行うスペース・ヒーリングはとても有効な手段になります。

 

 それとは逆に、スペース・ヒーリングがあまり有効ではない場合もあります。場のエネルギーは、土地の地形や磁場、建物の構造などによって作られている部分もあり、そうした作用で起こっているものは、スペース・ヒーリングで対処することができませんので、それぞれの専門の方に相談することをお奨めします。

 

 また、荷物が山積みで、その中に引きこもっているといった場合などでは、根本的には心の状態を改善する個人セッションでの取り組みが必要です。しかし、にっちもさっちいかないような状況では、まずは周囲を気の流れの良い空間にすることで、硬直した状態から抜け出していくための一歩を踏み出す助けになるのではないかと思います。

 

 場のエネルギーは、思っている以上に深く、私たちの心や体の状態に関わり、影響を与えています。取り巻く環境のエネルギーをできるだけ整えることが、日々の生活や心身の状態をより穏やかで健やかに保つのを、縁の下からサポートしてくれることになるのです。

 

 

(2016年2月13日)